札幌 リフォーム | 老後資金とリフォーム
2012年3月23日
こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。
またまた、札幌のある夫婦の会話。
妻:「平均寿命がまた延びたんですって。女性86.39歳、男性79.64歳よ!」(平成23年7月:厚生労働省発表)
夫:「ああ、僕も見たよ。今は医療技術も発達しているからな。男性より女性の方が、ずっと長生きするんだからスゴいよな」
妻:「男の人が一人で長生きしたって、家事がろくにできないんじゃ大変でしょう?でも、こうなると心配なのはお金。経済的に自立していない親だと子どもは大変。長生きしたら、かえって迷惑がられちゃうかもね」
夫:「迷惑だなんて言わせるもんか。でも、公的年金だけでは不十分だし、ある程度は自分で備えておかないと安心できないな」
今回も先週末のリフォーム セミナーでのお客さまとのやり取りの続きをお話します。
約7年前のリフォーム セミナーでは質問になかったものの、ここ数年は教育資金や住宅ローン、リフォームローンに次ぐ関心事となっている「老後資金」についてです。
札幌で中古戸建住宅のリフォームなどをご検討されている皆さんにはこれまで、保険料や自動車関連費などの固定費を見直す方法を紹介してきました。それを実践してお金を捻出できた場合、どのように活用しますか?
例えば「札幌で中古マンションを購入しリフォームする」という目標があると、適正な予算を決めずにすべての資金をつぎ込んでしまう方が多いもの。
バランスのとれた食事をしないと病気になってしまうように、お金もバランスよく配分しないと、家計が苦しくなり”病気”にかかってしまいます。是非、札幌での家計を教育資金と住宅リフォーム資金、そして老後資金への適切な資金配分を行うことを意識してください。
□必要な老後資金を把握する
目標額がはっきりしないのが老後資金。わが国の現状では、札幌でも公的年金だけで老後を過ごすのはかなり難しいと思われます。「自分のことは自分で責任を持つ」という姿勢がなければ、安心して老後を迎えることはできません。その不安を取り除くためにも、老後資金はいくら必要なのか、そのためにはどれくらいの蓄えが必要なのかをリフォーム予算と同様に把握しておきましょう。
ある年齢の人があと何年生きられるかを示す、厚生労働省発表の「平均余命」というデータがあります。これによると、仮に60歳が定年年齢だとすると、定年後は男性が平均で23年、女性は28年生きることになります。つまり夫婦が同年齢であれば、定年後の生活は夫婦で23年間、さらに女性1人で5年間過ごすことになるというのが、データから割り出された老後の姿です。
そのデータをもとに老後に必要な金額を割り出してみましょう。
◆夫婦2人の生活費×年数+1人の生活費×年数=必要な老後資金・・・①
次に、受け取ることができるであろう老後資金を計算します。
◆公的年金+企業年金+個人年金+貯金+退職金+その他資産=準備済みの資金・・・②
②から①を引いてマイナスになる場合は、今のうちから計画的な老後資金の準備が必要であることを意味しています。また、不測の事態に備えてさらに余裕を持った資金計画を検討することが大切です。
退職金や企業年金の設定額は、札幌でも企業によってさまざま。分からない場合は勤務先の担当課に問い合わせておきましょう。公的年金は「ねんきん定期便」などで確認済みの方も多いかもしれませんが、日本年金機構に問い合わせるか、または同機構のホームページ上で調べることができます。
□子ども独立後を見据えたリフォーム
このように老後資金はお金がかかるものですから、あらゆる方面から早めの対策が大切になります。そこでリフォームを将来を見据えたプランへと工夫を加えることで老後資金の捻出が可能となります。もっとも効果的なのは長期的視点の使い勝手を考慮してリフォーム内容を考えることです。例えば、リフォームをする際、子ども独立後に子ども部屋を夫婦の趣味の部屋として転用することを前提としたリフォーム(例えば、棚をつけるための壁下地補強する)を施すことでトータルの工事費を抑えることが可能となります。
思い立ったらすぐ行動!長期的なリフォーム計画を立て、老後資金の必要額を調査しておいたほうが安心ですよ。
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