札幌のリフォームと家相
2012年3月9日
こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。
札幌で新築注文住宅、あるいは戸建住宅のリフォームをご検討されている皆さん。身の回りで家相を重視して家づくりやリフォームを考えている方がいらっしゃいましたら、是非ニュートラルな気持ちでこの話を聞かせてあげてください。
□家相へのこだわりも度を過ぎるとリフォームの予算オーバーに!
一時、札幌で家相を重視するお客さまが続いたことがありました。そのような場合は「家相盤」を使い、鬼門や裏鬼門を確認しながらリフォーム後の間取りのアドバイスをしますが、これが「家相の先生に見てもらう」となると話がややこしくなります。
家相の見方は共通しているかというと実はそうではないのが厄介なところです。建物の形が単純な四角形ならまだいいのですが、そうでない場合、家相盤を当てる「基準点」さえ、家相の先生によってさまざまなのです。
例えば凸型やL字型の建物の場合、ある先生は
「はみ出した部分は除き、残った四角形の対角線を結んだ点を基準点にします」
また、ある先生は
「欠けた部分を含めて大きな四角形を作り、各出隅部分を結んで基準点を決めます」
さらに、別の先生は
「建物の形に関係なく、リビングの対角線を結ぶ点を基準点にします」
このように、誰に家相を見てもらうかによって、同じ間取りでも全く違う診断結果となり、矛盾が生じてしまいます。
直近の例です。
ある札幌のお寺の住職は、有名な家相の先生。お客さまが家相を見てもらった結果、間取りの問題点を指摘されたので、お客さまと札幌 リフォーム・ラボ担当者はその診断に基づき、リフォーム後の間取りを変更しました。後日、最終的な間取りの確認をする段階で、同席した時のことです。
住職は急用で不在のため、副住職である息子さんに見てもらうことになりました。息子さんも家相診断をされている有名な先生なので、安心しておまかせしました。ところが、その息子さんは、父親である住職の家相診断とは全く真逆のアドバイスをしてきたのです。
「前回、先生にこのような間取りに変えるようにご指示いただいたのですが・・・」
と聞いてみると、やや語気を荒げて
「父の考え方は古い。私のほうが正しいですから」
と主張してきます。
お客さまは家相からすっかり冷めてしまい、札幌 リフォーム・ラボ担当者の耳元で
「家相は、もうどうでもいいです。最初に提案してもらった、あの住みやすいリフォームの間取りに戻してください」と言いました。
”有名”な先生は、「家相盤」のほかに独自の物差しを持っているので、”してはいけない”ことがたくさん出てきます。すべてをクリアしようと思えば、どう考えても生活できない不便な家になってしまうことや、どんどん建物のボリュームが大きくなり予算オーバーになることさえあります。
一生の中で一番高い買い物であるマイホーム。家相にこだわる気持ちも理解できますが、度を過ぎて予算オーバーし、生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。
使いやすいさやデザイン性、子どものための資金配分を犠牲にして家相を優先させるのか、基本的な家相のポイントは押さえつつ快適さを求めるのか、家相は全く気にせずにデザイン性に優れて使いやすく快適な家にリフォームするのか・・・。答えを出すのは、家相の先生ではなく皆さんです。
札幌 リフォーム・ラボでは根拠ある適正な安心低価格で住宅・マンションから札幌の美容室の新規開業やリフォームや店舗の改装まで、デザイン性に優れたリフォームや新築注文住宅をご提案しています。
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