マンションリノベーション 札幌 | 「取れる壁」と「取れない壁」
2012年7月3日
こんにちは、札幌リフォーム・ラボです!
札幌でマンションリノベーションを検討する際、リノベーション対象となるマンションの「工法」や「構造」によって工事内容に制約がでてきます。
□『マンションの工法』
一般的に、マンションを建設する場合の工法は「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」と「鉄筋コンクリート造(RC造)の2種類。
SRC造はタワーマンションなどの高層マンションに用いられる工法で、RC造に鉄骨の柱や梁を組み合わせたもの。一方、RC造は中層や低層マンションに採用される工法です。
□『ラーメン構造と壁式構造』
このRC造はさらに「ラーメン構造」と「壁式構造」に分けられます。
「ラーメン構造」とは、柱と梁でマンション全体を支える工法で、皆さんも見かけたことがある部屋の隅や天井部分に出っ張った梁型や柱型が見える構造です。
低層階のほうが出っ張りが大きく、上階になるに従い徐々に出っ張りが小さくなります。マンションリノベーションをする際には、壁付け収納や飾り棚などを設けるなど、出っ張り部分を上手に活用できるリノベーションをご提案しています。
ラーメン構造は柱の間隔をある程度自由に設定できますので、マンションリノベーションで大空間を設ける場合に適した工法でもあります。
比較的新しいマンションではラーメン構造であっても「アウトフレーム」「逆梁」などの工法で、室内に柱型や梁型が張り出さないものもありますので、マンション室内の出っ張りが気になる方であってもRC造マンションの詳細工法の確認をするようにしてください。
もう一方の「壁式構造」は壁と床と屋根でマンション全体を支える工法。全体が「面」で構成されているのが特徴です。
低層マンションで採用される工法で、ラーメン構造のように部屋に柱型や梁型が現れることはありませんので、出っ張りを気にせずマンションリノベーションできます。
しかし、壁・床・屋根の面構成というシンプルな構造ゆえに、それぞれの壁が柱としての役割も担当しており、壁同士の間隔は一定範囲内という制限があり、ラーメン構造ほどの大空間をリノベーションによって設けることはできません。
□『壁式構造の壁は取れない場合がある』
マンションリノベーションする際、現在の細かく区画された部屋の内壁を取り払い、ゆったりとしたリビングダイニングの空間をつくりたい、との声をよく聞きます。
しかし、マンションリノベーションで「鉛直荷重や水平応力を担当する構造壁」を撤去することができません。
各部屋を区画する間仕切りも構造の役割している場合もありますので、リノベーションの際には解体範囲に一定の制限があること理解し、動かせない構造壁を上手に利用したリノベーションプランを計画するようにしてください。
札幌リフォーム・ラボはマンションリノベーションを「デザイン重視」かつ「安心低価格」でご提案するマンションリノベーション専門会社です。
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