札幌 健康住宅 リフォーム | 化学物質を使わない健康住宅へのリフォーム
2012年5月9日
こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。
健康住宅へのリフォームというとどのようなイメージがありますか。
健康住宅は「ケミカルレスハウス」「無添加住宅」ともいわれ、化学物質を一切使わずに天然素材のみでつくる身体に安心な家のことです。
以前のブログ「子どものための自然素材にこだわるリフォーム」や「 天然無垢の床は素足が気持ちいい」でも天然素材を使用したリフォームについてお話ししましたが、健康住宅へのリフォームはさらに一歩踏み込んで身体への安心や安全を追求したリフォームです。
札幌でマンションリフォームをお考えの皆さんのなかでも、リフォーム後の環境をより健康に良いものにしたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
■健康住宅へのリフォーム例
シックハウス症候群などの健康被害の原因の多くが、建材などに用いられる化学薬品を含有する接着剤の類いによるものと言われています。
それに対し、健康住宅は、お米でつくる「米のり」や動物の骨や皮を煮てつくる「にかわ」などの化学物質を含まない無害な天然の接着剤を使用するほか、全ての建材に天然素材を用いて、身体に健康で安心な究極の無添加を実現するリフォーム。
では、具体的に健康住宅へのリフォームの仕様例を見てみます。
□接着剤:米のり・にかわ・銀杏草
「米のり」とは、その名の通りお米を練り込んでつくる糊(のり)。今では珍しい米のりですが、昔の大工さんの毎朝最初の仕事は、木板の上で竹べらで米を練り米のりをつくることでした。
健康住宅では木を張り合わせた建材である集成材の接着剤として米のりを用いるなど、接着力や耐久性は強く、身体に無害な接着剤。
「にかわ」とは、動物の骨や皮を原料とし、水と共に加熱してつくるコラーゲンを母体とし、にかわの温度による形態変化(液体と固体)を利用する接着剤。液体の状態で塗り、乾燥して固体化する際、建材を強力に接着する無公害のりです。
「銀杏草」とは、海草のこと。
水と共に加熱してドロドロに溶かした接着剤。米のりやにかわと比べ接着力が弱く、水に溶け易い性質を利用して、障子紙ののり付けに用いられます。水に濡れると溶けるので障子の張り替えに向く天然素材でつくられた接着剤です。
□防腐・防カビ材:柿渋
「柿渋」とは、渋柿の未熟な果実からの搾り汁を発酵させ濾した液体。防腐・防カビの効果がある上、建材に塗ると独特の光沢を出す天然塗料です。
□断熱材:炭化コルク
「炭化コルク」とは、コルクを炭にしたもの。空気浄化や天然の調湿機能で結露やカビの発生を抑制、健康の面でも効果があります。
コルクを炭化させることで断熱性能をさらに強化させる効果があります。住宅の天井や床、壁、屋根の断熱材はもとより、業務用の冷蔵庫や食品工場の断熱材としても用いられる天然素材の断熱材です。
□内装壁・天井:漆喰塗り
「漆喰」とは、消石灰に麻スサやのりなどを混ぜ合わせた、調湿性能に優れ、空気浄化の機能を持つ天然の塗装材。
■健康住宅へのリフォームの注意点
このような天然素材を用いた健康住宅へのリフォームは健康の面から見た居住環境改善へ大きく寄与する可能性があります。
しかし、すでにシックハウス症候群などの健康への被害が顕在化している場合には、マンションや戸建住宅全体を健康住宅へリフォームする前に確認していただきたい点があります。
1日24時間の中で、家で過ごす時間、会社や学校で過ごす時間を振り分けた場合に必ずしも身体の不調の原因が家にあるとは限らないという点です。
よって、ご自宅を健康住宅へリフォームする場合には、まず子ども部屋のみ、あるいは寝室のみなど最小限の範囲で健康住宅へのリフォームを行い、症状との因果関係を特定することも検討してみてください。
経過を観察し現在お住まいの家に原因があると特定できた段階で健康住宅へのリフォームの範囲を家全体と広げることで費用面でも効果的なリフォームとなります。
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