札幌 リフォーム 会社 | 資金計画選びはリフォーム 会社 選びと同じ
2012年5月8日
こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。
昨日の「返済比率はリフォームローンを組む人の品定め」は札幌の金融機関の審査の裏側についてお話しました。
この話は続きがあります。
金融機関が審査用の金利を持つ理由は「再び金利が上昇した時に備え、お金を借りた方が返済不能とならないよう、過去の平均金利を用いて審査するため」という点に間違いはありません。
しかし、札幌でマンションリフォームをお考えの方に注意していただかなければならない点があります。それは、審査に採用する金利が４％だからといって、４％になるまでは安心であると保証するものではないという点。もう一点は審査に対するリフォーム 会社の考え方。
では、具体的に審査金利とリフォーム 会社の考え方のどのような点に注意しなければならないのかを見てみましょう。
■注意点１：「返済比率は『税込年収』に対するローン年間返済額の占める割合、である点」
例をあげてみます。
□税込年収400万円のAさんご家族
・ご主人（会社員）、奥さん、子ども１人の３人家族
・基本生活費15万円／月
・貯蓄額600万円
□税込年収400万円のBさんご家族
・ご主人（会社員）、奥さん、子ども３人の５人家族
・基本生活費23万／月
・貯蓄額30万円
会社の給与明細の税込年収が同額のご家庭であっても、家族構成は世帯によって異なります。さらに毎月の生活費などの支出や毎月の貯蓄額、貯蓄総額も異なるのが一般的です。
しかしながら、ローンを組むにあたり、これらご家庭ごとの事情は審査基準に基本的に考慮されません。
税込年収が同じであれば、どのような家族構成であっても、家計の収支がどうであっても、さらに貯蓄額の多寡に関わらず一律で審査している点は必ずしも安心できるものとは言えません。それぞれのご家庭に見合った資金計画を提案するリフォーム 会社選びが大切となります。
■注意点２：「社会保険料や税金の負担が増える可能性」
返済比率は税込年収を基準に審査しています。
実際に自由に使えるお金を可処分所得と言いますが、会社からもらう給与明細に表示されている「税込年収ー（社会保険料＋税金）」で可処分所得は算出できます。
つまり、今後社会保障制度改正や税制改正が行われ、会社でも社会保険料や税金の負担が増えればその分可処分所得が減り、手元にお金が残りにくくなる可能性があるわけです。
税込年収を基準とした返済比率がクリアできているからと安心するのではなく、リフォーム後の生活を見越した提案のできるリフォーム 会社を選ぶことが大切です。
■注意点３：「物価上昇の可能性」
日本の人口は減る一方ですが、地球全体の人口は年間8,000万人のペースで増えていきます。その場合に考えなければならないのは人口増加にともなうモノの値段の上昇。
つまり、ご家庭の支出額が増える可能性があるという点。会社から支給される税込年収が同じ状態で同じ物を購入しても手元に残るお金が減ってしまうことになるかもしれません。
この点においても長期的な視点で提案できるリフォーム 会社選びが重要となります。
返済比率の基準は金融機関それぞれによって異なり、審査金利を４％よりも低く設定している金融機関もあります。
しかし、だからといって無計画に返済比率いっぱいにローンを組むのではなく、ご家庭ごとに対応策を踏まえた行動が大切だということを知っておいてください。
リフォーム 会社によっても金利や資金計画の考え方はそれぞれ異なります。
ご家庭ごとの将来設計に見合った提案をしてくれるリフォーム 会社選びも重要となることもあわせてしっかりおさえてください。
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