札幌 リフォーム | 琉球畳にリフォームする際の注意点
2012年4月24日
こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。
地域によって快適に過ごすための生活習慣を追求したリフォームが存在します。
南国の平均気温が高い地域で作られる「琉球畳」は清潔感ある感触や涼しさを得られるようにとの知恵が形になったものです。
札幌でマンションリフォームをご検討されている皆さんのなかにも琉球畳を使ったシンプルモダンな空間へのリフォームをお考えの方もいらっしゃると思います。
□琉球畳の特徴は正方形のカタチだけではない
琉球畳の琉球表(畳表:たたみおもて)は「七島表」(鹿児島県トカラ列島)と呼ばれていますが、もともとの生産地は沖縄で、現在は大分県や熊本県などで作られています。
琉球畳の特徴といえば、何といっても正方形のかたちを思い浮かべる方が多いと思いますが、実物をみて触れてみるとかたち以外の特徴に気付きます。
「琉球表は丈夫」といわれる通り、柔道の畳表としても利用される琉球畳は「い草」に違いがあります。
一般的な丸い断面の「い草」に対し、琉球畳は断面が三角。その三角の「い草」を二つの分けて編んでいるため目が粗くザラザラとしていて、それが琉球畳の強さの秘密となっているのです。
□シンプルモダン、和風モダンにも合う琉球畳
琉球畳はフチなしの正方形であることから省スペースのリフォームにも向いています。
また色合いもバリエーションが豊富、札幌でも色合いの違う琉球畳を「市松模様」に敷き込むことでおしゃれな空間に仕上がります。
マンションリフォームなどでは限られたスペースを有効活用するために琉球畳のスペースに収納を備えることが可能です。
□琉球畳をリフォームに採用する場合の注意点
一口に琉球畳といっても、細かく分けると3種類に分類できます。
(1)国産琉球畳:大分県七島産のい草を使用、大分県で機械を使用せず人の手で製織
(2)半国産琉球畳:中国産のい草を熊本県で製織
(3)中国産琉球畳:中国産のい草を中国で製織
国産琉球畳はい草が太く弾力性と粘りがあり、さらに丈夫さやツヤは使う程に深くなるのが特徴です。
かたや中国産はい草が細く硬いのが特徴で、見た目では中国産の方がい草の並びが均一で綺麗に見えます。
国産の琉球畳を新調し敷き込んだ際、い草を固定する天然麻の経糸(たていと)やい草が表面に飛び出している場合があります。
使い込むうちに経糸やい草の繊維は無くなりますが、国産の琉球畳とはこのような特徴があることを事前に知っておかないと
・ストッキングの破れの原因(店舗の座席で使用する場合は慎重に取り扱ってください)
・素足で正座の状態から立ち上がる際、爪が引っかかる(特に子ども)
・洋服に経糸やい草の繊維が付く
などが「こんなはずでは」と思わぬ事態となる場合がありますので注意が必要です。手作業で作る国産の琉球畳とはそういうものなのです。
使い込む程に味わいが深くなる琉球畳。上記特徴を踏まえ、一軒家以外のマンションでも高齢者だけでなく家族みんなが落ち着いて過ごせるよう比較的安価な費用で琉球畳の畳スペースのご検討されてはいかがでしょうか。
札幌 リフォーム・ラボでは安心低価格で住宅・マンションから札幌の美容室の新規開業や店舗の改装まで、デザイン性に優れたリフォームやリノベーション、新築注文住宅をご提案しています。
こだわりのデザイナーズリフォームやワンランク上のスタイリッシュな注文住宅をご検討中の札幌にお住まいの皆さま、お気軽にお問い合わせください!
ただいま無料見積り好評受付中です!