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札幌 リフォーム ヒートショック | 40代からのヒートショックを防ぐリフォーム
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札幌 リフォーム ヒートショック | 40代からのヒートショックを防ぐリフォーム

こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。

ようやく札幌でも最低気温が氷点下を上回る日が多くなりました。
札幌で戸建住宅のリフォームをご検討されている方の中にも、今シーズンの札幌の厳しい寒さに、室内環境とりわけ断熱性能の改善を目的としたリフォームをお考えになられた方が多いのではないでしょうか。

寒さの厳しかった札幌。特に朝晩の冷え込みは厳しく、夜間や明け方に救急車のサイレン音を頻繁に耳にしました。冬期の朝晩に体調を崩す原因として確認・報告されているのが「ヒートショック」現象です。

実はこのヒートショックが原因で亡くなる方は、札幌を含め全国に年間1万人もいらっしゃるのです。

「ヒートショック」という言葉を聞き慣れない方が多いかもしれませんので、簡単に説明しますと、温かい場所から急に寒い場所へと移動した際、急激な温度変化に身体が体温を一定に保とうと血管が収縮、血圧が急上昇・急降下する現象で、これが原因で体調に影響を及ぼす場合が少なくありません。

たとえば、札幌の冬に暖房がガンガン効いた部屋から寒いトイレへ移動した時に「ブルッブルッ」と体が震えることがあります。それが「ヒートショック」です。この現象をきっかけに心筋梗塞や脳血管の障害が起こり、最悪の場合亡くなってしまう方がいらっしゃるのです。

このヒートショックを起こしやすいタイプとして「60歳以上である」「高血圧や糖尿病、動脈硬化を持病としている」「肥満気味である」「不整脈である」などの要素が挙げられますが、働き盛りの40代でもヒートショックによる体調への影響が報告されていますので年齢にかかわらずヒートショックを引き起こす可能性のある居住環境、特に浴室やトイレといった水廻りで温度差が激しい場合には注意が必要です。

では、ヒートショックを防ぐためのリフォームは一体どうすればいいのでしょうか。

□ヒートショック予防は建物全体の断熱が必須
トイレ専用の暖房機や暖房便座を設置することで足元や腰などを多少は温めてくれるでしょう。

しかし、局所的な温め方ではヒートショックの根本的な解決にはなりません。問題は寝室やトイレ、廊下など建物内部に温度差があることですから、建物全体を外気の影響から遮断するリフォーム対策が必要となります。

□断熱性能を上げるリフォームのポイントは3カ所
(1)身体と建物が最も接触する部分である床及び基礎の断熱
(2)壁の断熱
(3)天井または屋根の断熱

建物全体を魔法瓶のような断熱性能をもたせるには、この3カ所で外気の熱を遮断できるよう断熱材を充填し包み込むこと、同時にそれぞれの部位に気密(隙間がないこと)がとれるようにリフォームすることが重要です。

現在のお住まいにリフォームを施しヒートショックを回避すべく断熱性能を上げる場合には、発砲ウレタンフォームの使用が効果的かつ経済的です。

発泡ウレタンフォームとは、密封された容器内では液体に近いものが噴射されると泡化反応と樹脂化反応が同時に起こり均一なプラスチック発泡体を形成する断熱材です。硬い発泡スチロールに似た、小さな泡の集合体で、それぞれの泡が独立した気泡になっていて、泡の中に熱を伝えにくい気体が閉じ込められており長期間にわたり安定的な断熱性能を維持できる断熱材でありヒートショックのリスクを大幅に軽減できます。

リフォーム現場で施工し易く、様々な材料と自己接着するので凹凸のある場所でも隙間なく断熱層を形成できるのが特徴です。

ただし、発砲ウレタンフォームを現場で施工する場合、内壁や天井を解体撤去する必要があります。床や基礎に関しては人が床下に潜り作業できるスペースがあれば解体することなく発砲ウレタンフォームを充填することが可能ですが、十分な作業スペースが確保できない場合にはやはり床材の解体撤去が必要となります。

そこでもう一つのやり方として特殊セラミックを塗装しヒートショックのリスクを軽減させる方法があります。この特殊セラミック塗装は壁や天井に直接塗ればそのまま仕上げ材兼断熱材になるのが特長。解体作業が基本的には必要ありません。

床に関しては既存のフローリングなどの床材を一旦外し、気密を確保した上で床下地の板に塗装を施せば床断熱材となります。

快適な居住空間を最も実感できるのは熱さ寒さの問題から解放されたとき。
健康的な暮らしに向けたリフォームの第一歩としてご検討されてみてはいかがでしょうか。

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