札幌 対面キッチン リフォーム | 「見せたい」「見せたくない」キッチンリフォーム
2012年4月11日
こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。
家族団らんの空間を大切にしたいという思いから、札幌でのマンションリノベーションをお考えになるご家族が増えてきています。
□対面キッチンは根強い人気ですが…
札幌でも少し前のキッチンのタイプは、マンション、戸建住宅ともに壁に向かって作業をする非 対面キッチンが主流でした。
非 対面型はキッチンが壁面に位置し、坪数が比較的小さくても坪数以上の広さの印象を与えるのが特徴。キッチンスペースとダイニングスペースを兼用させて総面積を小さく抑えるやり方です。LDK空間が一体化できるので、インテリアを統一しやすいという利点もあります。
しかし、現実的なお話をすると、非 対面キッチンはすぐに片付けられない事情がある方(つまり片付けが苦手という方)の場合、急な来客があると「見ちゃダメ」と慌てる事態になることがあります。
そこでこの非 対面キッチンの「見られる」問題を解決したいとご依頼をいただくのが、対面キッチンへのリフォーム。
初期のころの対面キッチンリフォームは、一般的にシンク上に吊り戸棚収納を設置していましたが、最近では同じ対面キッチンでも吊り戸棚がないタイプの対面キッチンが主流です。この場合の収納は対面キッチンの背後の壁面に設置します。
対面キッチンはLDKを連続させた空間造りを希望される方に根強い人気があります。
□「対面・非 対面」よりも「見せたい・見せたくない」キッチンという基準
確かに人気の対面キッチンですが、札幌リフォーム・ラボでは必ず以下の説明を加えます。
・対面キッチンにリフォームして失敗と感じた理由として、リフォーム前に抱いていた対面のイメージとの相違がある。そもそも対面キッチンはコミュニケーションが取り易いと選択したが、実際は対面にしても家事とコミュニケーションを同時にできるものではなく、むしろ非 対面キッチンの方が作業に集中できた、という声があること。
・非 対面キッチンと比べて必要面積が大きくなり、その分ダイニング、リビングが狭くなる可能性があること。
・対面の吊り戸棚の収納力に魅力を感じて選択したが、その吊り戸棚が対面キッチンのよさであるダイニング・リビングとの連続性を分断、 キッチン側で孤立し全く開放感を感じられない、という声があること。
・対面キッチン上部の吊り戸棚が結局「開かずの扉」となっている。収納力に安心して余計な物を押し込んでしまった、という声があること。さらには、天井の高い戸建住宅やマンションの対面キッチンに吊り戸棚を設置した場合、対面の吊り戸棚上段が高すぎて日常的に使いづらい難点がある。対面用の上下可動式の収納棚もあるが、使い勝手とコストとのバランスが必ずしもとれていない。
など、対面キッチンの気付きにくい特徴についてご説明します。
加えて、キッチン選びにはキッチンスペース内側を「見せたい」と「見せたくない」という基準があることもお伝えしています。
一般的には
*見せたいキッチン(見られてもいい):非 対面型、L型、アイランド型
*見せたくないキッチン:対面キッチン
と分類できます。
札幌リフォーム・ラボスタッフは設計研修やデザイン研修を定期的に行い、住宅展示場や完成物件を見て自己研鑽に励んでおりますが、ときおり「あれ?」と思うのが、この対面キッチンは「見せたい」のか「見せたくない」のかコンセプトが不明確なプラン。
「見せたくないキッチン」であるはずなのに、玄関からリビングに向かう際、対面キッチンの内側を見られてしまう動線となっていたりします。
「見せたくないキッチン」をリフォームでお考えの場合には、対面などのキッチンタイプの選択だけでなく、人の流れである動線についても配慮し、リフォーム前後のイメージに乖離が生じないよう何度も打合せを行うようにしてください。
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