札幌 リフォーム | 畳コーナーは最高のくつろぎリフォーム

2012年3月29日

こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。

札幌でマンションリノベーションや中古住宅リフォームをご検討される方のご要望にちょっとした変化があらわれています。それは畳（タタミ）人気。厳密にいうとリビングと連続する「畳コーナー」人気です。

今回は見直されはじめている「畳」を取り入れたリフォームについてのお話です。

札幌も含めストレス社会と言われる現在では日本人がこよなく愛用した昔ながらのものが見直されています。リフォームの場合ですと、「古民家風」「障子」「和紙」「しっくい」など、いわゆる和風テイストをお客さまが優先順位の高いリフォーム項目としてご希望されることが多くなりました。

札幌でも一時は「お掃除が楽」との理由から畳を使用する部屋のない、全面フローリングの住宅が主流になったこともありましたが、最近はかつてのように独立した和室で畳を用いるのではなくリビングと連続させた「畳コーナー」を設けるリフォームによって畳が復活しています。

昔の畳とは違い、素材やおしゃれな色、形などのバリエーションが増えたことで札幌の若い世代の方々にも「新しいインテリア」として受け入れられるようになったことも人気の理由です。

かつての独立した和室は、年に数回しか使用しない客間、さらにはほぼ「開かずの間」に近い物置部屋となっていることもしばしば。その有効に活用されていないスペースにも坪数分の工事費がかかっているのですから非常にもったいない話です。

□変幻自在の畳コーナーリフォーム
畳コーナーはバリエーションが豊富で、用途や札幌の家族構成などに応じて使い分けられる優れものなのです。

（１）子どもが小さいご家庭におすすめの畳コーナー
ハイハイやヨチヨチ歩きの小さいお子さんのいる札幌の子育て家族の場合、転んだ時のフローリングの固さはちょっと心配です。そんな時には奥さまがキッチンなどで家事をしながらお子さんの様子が見える位置に畳コーナーを設けると安心です。

安全を優先してリビングの床面とタタミ面を段差なくフラットにする、あるいはホコリが入り込まないように15cm程度の段差を設けるのもよいと思います。あまり段差が低すぎると大人がつまずきますしこれ以上高くするとお子さんが落ちてけがをする心配があります。またお子さんの動きを考慮すると畳コーナー各辺の長さは最低でも2.5m以上に囲まれたスペースを取りたいところです。これくらいの広さを確保していればある程度お子さんを自由に遊ばせていても安心です。

（２）普段はリビングと一体の空間。来客時は区画して客間にできる畳コーナー
畳コーナーに建具（ふすま）を設け、普段は開け放しにしリビングと連続する一体的空間として使用しますが、たまの札幌来客の際には建具を引き出し独立した客間として活用できます。

（３）大容量の収納と大人のベンチとして使用できる畳コーナー
リビングの床面より40cm程度高く位置する畳コーナー。その高さを活かしてキャスター付きの大容量の引き出し収納を畳コーナーの下に設けることができます。また段差を利用して大人が腰掛けるベンチにもなります。畳コーナーの天井高さをリビングと同じ高さにすると床面を上げた分圧迫感がでますので、畳コーナー部分の天井を折り上げることでゆとりある空間を確保できます。

いかがでしょうか。このように畳コーナーリフォームでいろいろな使い方ができるようになります。座り心地のよい椅子を置いても、ずっと座っているよりもゴロンと横になりたくなる時もあります。そんな時は畳コーナーがあれば便利です。

靴を脱ぎ裸足になるとリラックスできる清潔感ある畳を設けることは日本人に適したリフォームと言えます。

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