札幌のリフォーム チラシの坪単価の比較、実は無意味です!
2012年2月20日
こんにちは、札幌 リフォーム・ラボです。
札幌で戸建住宅リフォームや新築注文住宅をご検討されている皆さま、新聞に折り込まれているリフォームチラシの坪単価の安さだけでリフォーム会社を決めようとしていませんか?
札幌でも多くの方が錯覚してしまう、「坪単価」という言葉の読み取り方をお伝えします。
□安い坪単価にひかれて
坪単価とは「坪当たりの価格」ですから「円/坪」。
毎日のように新聞折り込みされる住宅会社やリフォーム会社のチラシ。札幌で新築注文住宅やリフォームを検討されている方の多くが、複数のリフォーム会社などのチラシを手にして訪れます。
カウンセリングをすすめていくと「この札幌のリフォーム会社のほうが坪単価が安いから、こっちにしようと思います」とお客さま。すかさず私は「この坪単価には何が含まれていて、何が含まれていないのかご存知ですか」、さらに「この坪単価に何の坪数を掛けるかご存知ですか」と質問します。お客さまは「???」。初めて住宅のリフォームや新築注文住宅を検討する場合、「坪単価」の難解さを理解できないのは無理のないことだと思います。でも大丈夫です。以下のポイントをおさえていただければ「坪単価」の正体がばっちり理解できるようになります。
□坪単価に含まれるもの、含まれないもの
私が伝えたいのは「坪単価だけの単純比較には意味がない」ということです。坪単価に含まれる内容は、札幌でもリフォーム会社ごとに異なります。これはどういうことなのでしょうか、例を挙げて説明したいと思います。
■リフォーム会社ごとの坪単価取り扱いの違い
(例1)「坪単価30万円」には何がふくまれているのか
・A社:建物本体工事+仮設工事+残土処分費用
・B社:建物本体工事+仮設工事+残土処分費用+屋外電機・給排水工事+設計料
・C社:建物本体工事のみ
(例2)「坪単価」に何の面積を掛けるのか
・A社:延べ床面積
・B社:延べ床面積+バルコニー面積+玄関ポーチ面積
・C社:延べ床面積+バルコニー面積+玄関ポーチ面積+軒裏面積
(例1)のように、仮に「坪30万円」と表示されていても、その坪単価の内容は札幌の各社で異なります。
これだけの違いがあれば、同じ坪単価で表示され、建物の大きさが同じであったとしても、総額はかなり違ってきます。例示したもので考えた場合、B社が一番安くなり、A社とC社は坪単価に含まれていない別途費用がかかりることになります。つまり、坪単価に含まれる内容を理解せずに決めてしまうと、後から追加費用が膨れ上がってしまい、結果的に予算をオーバーするという事態を招きかねません。
□「坪単価」に掛ける「坪数」は会社ごとに異なります
注意しなければならないのは、これだけではありません。通常、建物本体価格は「坪単価×坪数」で求められます。(例2)のように、この「坪数」の内容も札幌のリフォーム会社によっても違います。「延べ床面積」とは屋内面積の合計、「軒裏」はひさし部分の面積を指します。つまり、同じ建物で同じ坪単価で表示されていたとしても、それにどの坪数を掛けるかによって、建物本体価格は全く異なるのです。
このように、「坪単価に含まれる工事内容」と「坪数に含まれるもの」は札幌でも各社基準がまちまちです。チラシの坪単価の比較は、実は無意味なのです。チラシの坪単価ありきで比較するのではなく、あくまでも「仕上がりで総額いくらになるのか」をしっかり確認するようにしましょう。
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